負け犬予備軍、時間泥棒に遭遇するの巻 2






※ このクダラナイ記事は つづきもの になっておりますので、
おそれいりますが二つ下の記事から先にお読みくださいませ ※














アダルティーな黒ソファーに腰を落ち着けると、メイドさんがオーダーを取りに、
いえいえ、御用を伺いにやってきました。


「 お嬢さま、はじめましてですね?
○○、と申します ( フリフリエプロンの胸に付けた名札をアピール )
よろしくお願いします 」



町中で見かけたらちょっと目を引くかわいいお嬢さんタイプ、といった風貌のメイドさん、
お約束の(?)膝立ちポーズ「ご注文はいかがなさいますかァ?」



もちろん語尾は跳ね上がってます。




すかさず勝ち友が 「 えーと、別にお茶だけでもかまわないんだよね?」 と尋ねます。

実は、入店前の打ち合わせ(笑)で、
この手の店の食事は期待できないから、ちょこっとお茶だけかましてサッサと出てきて
どっかよその店でちゃんとしたランチを食べよう! と決めていたのです。


しかしメイドさんもさるもの、満面の笑みを浮かべつつ


「 はい、もちろんです! ・・・でもぉ~

あと15分ほどでランチもご利用いただけるお時間になりますが・・・




いかがなさいますか? ( ニッコリ )」








発見!



足元に跪いたり膝立ちになったりされると、
自然と上目遣いで視線を合わせることになるわけで・・・





もひとつ発見!



メイドさんの上目遣いにハートを射抜かれてしまうのは、
何も男性客ばかりではないわけで・・・





勝ち友およびワタクシも例外ではなく、
一瞬、顔を見合わせ、互いの意思を確認するや否や、







「 じゃあ、ランチふたつで。 いいよねっ? (*´▽`) 」 「 (´▽`*) ウン。 」








撃 沈 。












オーダーが済み、可愛い顔してなかなかやり手なメイドさん、笑顔で退場。

ようやく落ち着いて店内を見回したところ、だだっ広い店内に二名の先客を発見。
互いにまったく無関心な様子で、それぞれ携帯電話をいじくっておりました。





先客その1の男性は常連さんらしく、 20代後半~30歳ぐらい・中肉中背
店内でもカーキ色のMA-1を着込んだままで・ジーンズは時代遅れの色落ちスリム
猫背で・歯並びが悪く・おそろしく早口なうえに




常に目が泳いでいる。







先客その2の男性も常連さんらしく、 20代前半~後半?・小柄で・童顔
白シャツに・メイドさんウケ狙いのヘン柄ネクタイ・なぜか脱ごうとしないテンガロンハット
髪は天然パーマ系で・色白で・表情に乏しく




目が死んでいる。










客層としては、まさしくこの場に相応しいといえるキャラクターです。


彼らの存在あってこそのメイド喫茶です。





しかし・・・





“ メイド喫茶のランチタイム ” ・・・





もしここが本場の、聖地のメイド喫茶だったなら、
きっと今頃、この手の客が群れを成して押し寄せ、行列を作り、
店内は満席状態で、あっちでモエモエこっちでモエモエしているはずなのでは?


無口なオタク的男性が二人、ビミョーな年齢の女が二人、
それぞれがただ怪しげな黒ソファーに身を埋めるだけの、
しーんと静まり返ったメイド喫茶って一体・・・








余談ですが、


程なくして メイドさんその2> 濃いめの茶髪ストレートで、まつげバシバシ(ё_ё)
が運んできてくれた日替わりランチはなかなか手の込んだお味がして美味しかったです。

ああ、最近はこういうお店でも、料理の味をおろそかにはしないんだなあ~。
量・味・値段、どれを取っても、普通の飲食店と大差ないレベルじゃないか♪


なんだかホッとしました。



ただひとつ、 「 普通 」 と大きく違ったのは、

「 アイスコーヒーにミルクとガムシロップをお入れしてよろしいですか? 」と尋ねられ、
「 はい 」 と答えると、それらを注ぎ入れたうえに、
ストローを挿してマゼマゼ♪ってとこまでやってくれちゃうところです、


頼みもしないのに(笑)




そのような、いかにもメイド喫茶らしい接客を受けてみたり、
思いがけず美味しいランチでお腹が満足したりで、
だんだんテンションが上がってきたワタシたちが、すっかりその場に馴染んできた頃・・・


黒髪ツインテールに、プチッと関西弁まじりの、
第三の刺客、いえ、第三のメイドが現れました。



そしてワタシたちを、より深い場所へと誘い込もうとしました。





「 お嬢さま、よろしかったらゲームなどいかがでしょうか?」










ゲーム!










メイド喫茶で、ゲーム!





と来たらアレですか? アレですね?!

すごろくでもババヌキでもなく、ましてやインベーダーゲームでもなく!(古っ)



予想どおり、メイドさんのオススメは 「 じゃんけんニャン☆ 」

メイド喫茶といえばコレ!というくらい、定番中の定番ですよね!( イメージ )




お好きなメイドさんと一回勝負で500円
ご主人さま(お嬢さま)が勝ったらお好きなドリンクをプレゼント
ただし 「 あいこ 」 の時はメイドさんの勝ち




という、なんだかとってもメイドさん有利なルールになってるところがプチッと気がかりではありますが(笑)



この期に及んで理性が捨てきれないチキンハートなワタシとは対照的に、
すでにノリノリ状態の勝ち友は 「 じゃんけんニャン☆ 」 を体験することを決意。


しかし、メイドさんと一緒に
「 グーチョキパーにゃん じゃんけんニャン!」という掛け声だけでなく
こっぱずかしい振り付けまでしなくてはならないという説明を受けた時はさすがに
戸惑いを隠せない様子でした(^^;



それまで無関心だったくせに、隣のテーブルでじゃんけんニャンが行われると聞くや否や、
いかにも参加したそう~な様子でこちらをチラ見し始めた先客その1・・・


その気配を察した勝ち友が


「ちょっと、そこの人! 見てないで参加しなさいよ!ヽ(`Д´*)ノ」 と言うと、




「 え、オレも? やるの? ええ~っ、ホントに? まいったなぁ~・・・






しょうがない、やりますか! ┐('~`;)┌」






参加、決定(笑)





参加を免れたチキンハートは、メイドさんにプレッシャーをかけてみるべく、
勝ち友の援護射撃に回ります。


「 まさかねえ~ メイドさんがお嬢さまに勝っちゃう・・・な~んてそんなこと、

ありえないですよねえ~? 花を持たせてくれますよねえ~、ふつう。」
←イヤな性格



「 もちろんです! 

メイドごときがお嬢さまを負かすだなんて、とんでもないですよねえ~ (^▽^; 」




メイド喫茶にしては場違いなアダルティーさを放っていた店内が、
ようやく 「 いかにもメイド喫茶らしい盛り上がり 」 を見せ始めた中、

響き渡る 「 グーチョキパーにゃん じゃんけんニャン!」





・・・勝ち友、 あっさりと負け。




メイド喫茶には血も涙もサービス精神もないのかっ。








その後、すでに乗り気になっていた先客その1やら、
いつのまにか入店していたこれまた常連客らしい人やらを次々巻き込み、
第三のメイドとの勝負に挑ませたものの、




全員、惨敗・・・






「申し訳ありませぇ~ん! わたくしとしたことがっ・・・」


こぶしで コツン☆ と可愛らしく、自らのアタマを小突いてみせながら、
申し訳なさそうに去ってゆく第三のメイド・・・

やはり彼女は刺客であったか・・・
敵ながらアッパレ!





程なくして、子どものお迎えに行かなくてはならないという勝ち友と共に店を出ました。
もちろん 「 いってらっしゃいませ!」 という声に送られて。



昼だというのに夜みたいな空間に身を置いていたことですっかり時間の感覚が狂っており、
実際には一時間半ぐらいしかいなかったのに、何時間も遊んでしまったような、
昼間の数時間をすっ飛ばして、もはや夕方4時頃の肌寒くなる時刻を迎えてしまったような、

まるで 「 時間泥棒 」 に遭遇してしまったかのような気分でした。






今回の 「 メイド喫茶潜入 」 は、新鮮な驚きや発見に満ち満ちており、
大変、貴重な経験が出来たことに大いなる喜びを感じているわけですが、


ひとつ、心残りがあるとするなら、

ああやはり、どうせならワタシも思い切って・・・







やっときゃあよかったなぁ~、

じゃんけんニャン☆





などと思ったり。





次回行く時はぜひ、参加しようと思います ( ・・・次回?)




今度は本場の本家本元に行ってみたいなあ♪ (・・・今度?!)












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長々とお付き合いいただき、ありがとうございました (^^;
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by cheshire456 | 2006-11-20 01:47 | 日々のあれこれ


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