せっかくカメラ買ったのに、おんも出らんないしー・・・
つまーんなーい。
いやはや、 ここまでひどいのは初めてです!
何のことかっつーと、今回ひいた風邪による嗅覚・味覚の異常っぷりについてです。
割合としては、ふだんの1割程度ぐらいしか感じられてないんじゃないでしょうか?!
特に味覚は、味だけでなく舌触りまでもが感じ取れなくなっており、
おそらく「目をつぶってア~ン」状態でハミガキ粉を食べさせられてもわからないと思われ・・・
「味気ない」 という言葉の意味を、しみじみと噛みしめている今日この頃。
ちなみに、
人間の舌は塩味・甘味には意外と鈍感だが、
酸味・苦味には非常に敏感である、と何かで読みましたが、ありゃ~ホントですな。
現在ワタシの舌は、塩味や甘味という「おいしい味」を感じ取ることができないくせに、
苦味だけはくっきりはっきり際立たせてくれるので、
口にするほとんどのものが「まずい」としか思えないという最悪の状態です。
本来「香ばしい」と思うようなものまで「苦味」と変換されてしまうため、
コーヒーなんかも「まずいのみもの」でしかありません。
味覚も厄介ですが、
嗅覚ちゅうのもダメになって初めてありがたさに気付く存在なのですねぇ~
ふと、昔読んだ
スメル男 /原田宗典 著 という本を思い出しました。
ある日突然、嗅覚を失ってしまった主人公の男性が作中において、
「 視力や聴力に比べると軽んじられがちだが、
実際に嗅覚を失くしてみると、すべての気力や欲求までもが同時に失われてゆく 」
というようなことを述べていたのですが、
ほんとにそのとおりだなあ~と思いました。
においって、生きてゆくうえでの「 イロドリ 」のひとつなんだなあ。
あーあ、 風邪ひくって・・・
つまんなーい。
いろんな意味でっ。